田植えが本格的に始まる時期に、全国各地で『御田植祭(おたうえさい)』が催されます。
『御田植祭』では、早乙女や田男に扮した人たちが五穀豊穣の願いを込めて、苗を一つずつ、手で植えていきます。
この田んぼで育った米は、皇室行事である秋の新嘗祭に献上されることもあります。
日本にはお米があることが自然であるように感じます。
自分の生活圏内に田んぼがないと、なかなか田植えの様子を見る機会がないのではないでしょうか。
実は、私もその一人でした。
しかし、東福岡米穀に入社して、お米や農家さんのことを知れば知るほど、その大変さに感銘を受けます。
品種選び、苗づくり、土壌づくりなど、田植えの前から稲作りは始まっています。
そして、田植えは機械化されてはいますが、曲線の部分などは機械植えはできません。
そのような部分は、1本ずつ手で植えるそうです。
このような多くの努力の積み重ねでできた美味しいお米。
ぜひ、味わっていただきたいお米があります。
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