安定は農家さんのおかげ

今では安定した価格で販売されているお米ですが、約100年前には価格が暴騰したことがありました。

この暴騰は、やがて『米騒動』と呼ばれる事態を巻き起こし、全国に広がっていきます。
 

米騒動

 

買い占めから起きた価格高騰

1918年(大正7年)、日本はシベリア出兵を決定しました。

すると、商人たちは

「戦争が起これば米の需要が増えるに違いない!
 いまのうちに買い占めて、みんなが必要とするときに高値で売りさばこう!」

と考えました。

大正時代になると生活水準が向上し、庶民にとっては高級品だったお米が、一般家庭でも主食になり始めていました。

お米の価格は、それまでの数年間は安定していましたが、1918年1月に100升で15円だったものが、7月には倍の30円と高騰しました。

当時の平均月収が20円前後だったことからみると、かなりの暴騰だったことが伺えます。

1918年8月、富山県のある村で民衆たちが米を船に積む仕事を拒否し、米屋や役所に押しかけて価格を下げるよう訴えました。
これが『米騒動』の発端となり、日本各地で大規模な騒動になったようです。

 
稲穂

価格の安定は農家さんのおかげ

私たちが今、安定した価格でお米を購入することができるのは、農家さんが頑張ってくれているからです。
もし、農家さんが米作りをやめてしまったら、生産量が減り、お米は高価なものになるかもしれません。

また、冷めても旨味が落ちない品種や、温暖化に耐え抜ける品種など、お米の品種はどんどん改良されています。
多くの方の努力のおかげで、私たちは美味しいお米を食べることができるのです。

コロナ禍のなか、ご自宅でお米を炊く機会が増えた方も多いと思います。
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