精米について

安全・安心、
おいしいを生み出す
精米工場5つのポイント


- 国家資格を持つ
「農産物検査員」が常駐 -
「ここのお米はいつも安心して食べられる」
そんな声をいただくのは、国家資格「農産物検査員」を持つスタッフが、
ひとつひとつの粒を見極めているからです。
目に見えない品質にもこだわっています。

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精米HACCP認証取得で、
万全の衛生体制当社は、食品衛生管理の国際基準「精米HACCP(ハサップ)」を取得。異物除去、温湿度管理、スタッフ教育まで徹底し、日々の作業も見える化。「食べる人の安心」を第一に考えた精米工場です。
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鮮度・精度にこだわった
精米工程精米の仕上がりによって、お米の味は変わります。
当社では、品種や収穫時期に合わせて最適な精米条件を設定。さらに最新の精米機器と職人の目で、「粒立ち」「香り」「炊き上がり」に差をつけています。 -
信頼できる生産者との
ネットワーク九州・山口を中心に、顔の見える農家や安定供給が可能な契約業者から厳選した玄米を仕入れ。
矢部米・糸島米・奥豊後ヒノヒカリなど、地域限定銘柄米の取り扱いも豊富です。 -
清潔・効率を両立した
コンパクトな精米工場小規模ながらも、衛生・品質にこだわった最新設備を導入。金属探知機・異物除去装置・自動包装ラインなどで、異物ゼロ・短納期を実現。
また、2時間におよぶ日々の清掃で、工場内は徹底してクリーンな状態を維持しています。
精米・加工の流れ
お米が「玄米」から「食卓に届くまで」の
丁寧なプロセスをご紹介します。
精米・加工の流れを見る
通常時期の精米フロー(通年)

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仕入れ元
契約農家(玄米)/
各JA・全農・
仕入業者より購入(玄米) -
受け入れ・検品
入荷時に外観・重量・
異物混入などをチェック
新米集荷時期の精米フロー
(主に9月〜11月/年1回)

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玄米の仕入れ
(福岡県内の)契約農家からの
直接仕入れ -
農産物検査(国家資格)
による格付け農産物検査員(2025年6月現在3名)が
等級・品種を判定
検査結果を記録し、品質のチェックを行なっている -
保管・管理
品種・等級別に倉庫保管し、
温度湿度を管理

1玄米投入口
玄米の投入口には異物混入を防ぐため、20cmの段差を設けています。作業員が目視で確認しながら、袋の表示や内容と照合し、決められた品種・等級の玄米を確実に投入します。

2玄米計量機
投入玄米の重量を計り、投入数量に間違いがないかしっかり確認します。

3粗選機
投入後すぐに、鉄製の網と強力な磁石により、大きな異物や金属片を除去します。初期段階で危険物を排除する重要な工程です。

4玄米タンク(6tタンク)
収穫した玄米は、まず大型の玄米タンク(6トン収納)で保管されます。
このタンクは温度や湿度の管理がしやすく、玄米の品質を保ちながら精米工程へと安定的に供給します。
大量のお米をまとめて管理することで、精米作業を効率的に進めることができます。

5風力選別機
風の力を使って、玄米に含まれる軽い異物(ほこり、ぬか、細かい殻など)を取り除きます。異物が浮かび上がる性質を利用した工程です。

6玄米石抜機
比重差を利用し、玄米に紛れた石や砂などを選別・除去。重量の重い石は下部へ落ち、米は上部に流れます。風も補助的に使用されます。

石抜機より
排出された石

7精米機
縦型構造の精米機で、米同士をこすり合わせることでぬか層を研削します。摩擦熱の発生を抑える構造で、白度を保ちつつ風味を損なわないように仕上げます。

8シフター
網目の異なるふるいを3層に重ね、割米、砕米、小粒などを選別します。粒ぞろいを保つことで、見た目の美しさや食感の均一化につながります。

石抜機より
排出された石

9白米石抜機
再度、比重と風を用いた石抜工程を実施。一次処理で除去しきれなかった微細な石なども、この段階で取り除きます。CCDカメラで玄米を高速スキャンし、着色粒・ガラス・虫害米などを判別し除去。異常粒の混入を防ぎます。

石抜機より
排出された石

10色彩選別機(2回かける)
玄米の投入口には異物混入を防ぐため、20cmの段差を設けています。作業員が目視で確認しながら、袋の表示や内容と照合し、決められた品種・等級の玄米を確実に投入します。

除去された被害粒や、
着色粒

11クリーンセパレータ
パッキング前にもう一度、鉄網を通し大きな異物が混入していないかを確認。二重の安全対策で信頼性を向上させています。

12計量機
玄米は設定された重量ごとに自動で計量され、パッカーによって袋詰めされます。包装精度が高く、作業の効率化と人為ミスの低減が図られています。

13金属検出機
袋詰めされた製品は金属探知機を通過し、万が一混入してしまった釘や金属片を検出。異常がある場合はラインから自動排除されます。

各設備間の昇降機には残留排出装置が設置されており、昇降機内のコンタミを防止します。

14ロボットパレタイザー
(自動でパレット積む)
精米後に袋詰めされたお米は、ロボットパレタイザーによって自動でパレットへ積み上げられます。ロボットが正確に行うことで、安定した積み付けと出荷作業の効率化を実現しています。

15出荷
最終選別を終えた白米は、鉄製の網による異物除去を経て、正確な計量のもと自動パッカーで袋詰めされます。製品には金属探知機による異物検査が施され、安全性を最終確認。その後、各設備間の昇降機に設置された残留排出装置によりコンタミ(異種混入)を防ぎながら、出荷準備が整います。
こうして、安全・安心・高品質な白米を全国のご家庭へお届けしています。