時間が経っても美味しいおにぎりのヒミツ

コンビニのおにぎりって握りたてでもないし、冷蔵保存なのに、しっとりしていて美味しいですよね。

実は、どこの家庭にもある「あるもの」を使うだけで、時間が経ってもしっとりおいしいおにぎりができちゃうんです! 
 

おにぎり

 

しっとりのヒミツは「オイル」

しっとり美味しいおにぎりのヒミツは「オイル」です!
油分がお米をコーティングして乾燥を防ぐため、時間が経っても水分が失われないというワケです。

でも、「おにぎりにオイルを入れるとヘルシーじゃなくなるのでは?」と思われる方もいるかもしれません。

いえいえ、今は「えごま油」「アマニ油」「オリーブオイル」など、健康に良いオイルがたくさんありますよね。
お米屋さんの推しオイルは、やっぱり「こめ油」です!

 
こめ油

 

「こめ油」は嬉しいこと尽くし

こめ油の主原料は、玄米を精米した時にとれる「米ぬか」です。
米ぬかには、抗酸化作用のあるビタミンや、ビタミンEの50倍もの抗酸化作用があると言われるスーパービタミンE(トコトリエノール)、そして、お米特有の成分γ-オリザノールが含まれています。

γ-オリザノールには、

①紫外線の吸収を抑える作用
②コレステロールの低下を助ける作用
③ホルモンバランスを整える作用

などがあります。

紫外線の吸収を抑えてくれるなんて、夏には嬉しい!
しかも、動脈硬化の予防や更年期障害の緩和の作用もあるなんて、嬉しいこと尽くしですね♪

さらに!!
こめ油は、油の食物繊維と言われる「植物ステロール」をほかの植物油よりも多く含んでいるんです!!
「植物ステロール」は、悪玉コレステロールの吸収を抑える効果があると言われています。

こめ油は、玄米量の1パーセントしか取れない貴重な油です。
時間が経っても油が酸化した匂いもしませんし、ほかの油に比べて汚れが付きにくいので、お掃除も楽になります。

おにぎりを握るときには、ぜひ、お米のオイル「こめ油」を使ってみてください。
お茶碗1杯に小さじ1杯程度が目安です。

 
おにぎり