春雨で潤う田畑

今年の「穀雨」は4月20日です。
二十四節気のひとつ「穀雨」は、立夏までの期間を指します。

穀雨を迎えると気温は上昇し、寒さを感じる日が無くなり、雨が降る日も増えてきます。
 

穀雨
 

百穀春雨(ひゃっこくはるさめ)

 
「百穀春雨(ひゃっこくはるさめ)」という言葉をご存じですか?

穀雨の頃に降る雨は、百穀(=あらゆる穀物)を潤し、芽を出すように導きます。
このことから、この時期に降る雨のことを「百穀春雨」と呼ぶのです。

春雨で潤った田畑は、種まきの好期を迎えます。

お米農家さんは、種もみ(お米の種)を発芽させ、苗の準備をします。
苗を生育させるための田んぼを苗代田(なわしろだ)と呼びます。

 
苗代田

 
苗の準備と同時に、田に水を入れて土を砕いてかきならし、田植えの準備をします。
これを代掻き(しろかき)と言います。

お米農家のみなさんは、苗の準備から稲刈りまで、長い期間をかけて美味しいお米を作ってくださっているんですね。

 

新ごぼう入り炊き込みごはん

穀雨の時期に旬を迎える新ごぼう。
今回は、新ごぼうを使った炊き込みごはんを作りましょう。
 

■材料

お米     2合
新ごぼう   1/4本
人参     1/4本
しいたけ   4枚
鶏肉     100g

〘調味料〙
しょうゆ   大さじ2
みりん    大さじ2
酒     大さじ1

 
■作り方

①お米をといで、いつもどおりの水加減にする
②調味料を炊飯器へ入れて混ぜる
③新ごぼう・人参はささがきに、しいたけは千切り、鶏肉は小さめに切る。
④③を炊飯器に入れ、スイッチON

硬めのごはんがお好みの方は、水と調味料を足して入2合の水加減にしてください。
私はしっとりめのごはんが好みなので、通常の水加減にしました。
 

新ごぼう入り炊き込みごはん